PocketPurchaseサービスとそのAPIは特許申請中

Getting in Business

すばらしいアプリケーションを作って、それを売りたいと思っています？　多くのハンドヘルドのソフトウエアベンダーにとって、それは「シェアウエア」です。アプリケーションをお金に変えるには、４つのことをする必要があります：

1. トライアル（お試し）機能を付ける。10日間の無料お試し期間や、20回まではアプリケーションが起動するなど。
2. 代金を頂く方法を見つける必要がある。どこでアプリケーションを販売するか。
3. アプリケーションを購入した人へ、トライアルを解除するキーを発行する必要がある。これを１つ１つ自分で行うか、自動で行うようにするか。
4. 顧客を管理する。データベースに入れたり、Excelでほぞんする。

PocketPurchaseは４つ全てを面倒みてくれます。約15分で、アプリケーションをお金を生み出す商品にすることができます。では、どうするか説明していきましょう：

1. トライアル機能を付ける

時間を掛けてトライアル機能をプログラムすることもできますが、PocketPurchaseに任せることができます。PocketPurchaseライブラリからの１つのコールで、あとどれだけのトライアル時間が残っているかのメッセージを表示します。トライアル時間が切れない内は、ユーザーはアプリケーションを使うことができ、また、すぐに購入することもできます。

2. 代金を頂く

ユーザーのハンドヘルド上以外に、あなたの商品を売る場所はありますか？PocketPurchaseは、アプリケーションがユーザーのハンドヘルド上で動作している時、ユーザーがハンドヘルドから直接アプリケーションを購入できるシステムを提供しています。PocketPurchaseのプラグインは、ユーザーから購入に必要な情報をすべて集めます。次回Hotsyncが行われた時、ご購入のプロセスは完了します。クレジットカード及び銀行講座の処理は、すべてPocketPurchaseが行います。その後、あなたへ小切手をお送りするか、あなたの米ドルの銀行口座へと直接振り込みます。

ハンドヘルドから直接購入できるシステムに加え、あなたのウェブサイトから購入できるようにしたいと思っているかもしれません。PocketPurchaseは近い将来、あなたのウェブサイトに「Buy」ボタンを加えられるサービスを提供いたします。残りの処理はPocketPurchaseが行います。

また、あなたのアプリケーションを有名なオンラインストアーで販売したいと考えているかもしれません。２つの最も有名なサイトはPalmGearとHandangoです。PocketPurchaseサービスは、次のセクションでの説明することも含め、他のストアーを通しての購入を処理できるようになっています。

3. ユーザーにキーを発行する

一般的にあなたのアプリケーションは、トライアルコードを解除することで継続して使用できるようにします。キーの発行は常に開発者にとって挑戦でした。どのアルゴリズムを使ってキーを生成するのか？どのようにキーを送るのか？アプリケーションを購入してくれた人にキーを送るのに、毎日メールを確信して、１つづつ送るのか？自動化するのに時間を費やすのか？

PocketPurchaseはこの問題を解決しました。PocketPurchaseシステムは、デジタル的に署名された登録コードのサポートを含んでいます。これらのコードは1024-bit RSA暗号化を使っており、非常に安全です。アプリケーションを購入されたユーザーのみが、キーを使うことができます。

PocketPurchaseサービスを通してユーザーがアプリケーションを購入する場合、キーはユーザーのハンドヘルドに自動的にインストールされます。PocketPurchaseは直接ユーザーのデバイスへの接続を持っていますので、ユーザーはキーをメールで受け取ることはありません。

ユーザーが他のストアから購入された場合でも、PocketPurchaseがユーザーにキーを送ります。PocketPurchaseはユーザーに小さいファイルを送りますので、ユーザーはデバイスにインストールできます。次回アプリケーションを起動した時に、登録が行われます。

この自動トライアル機能を使うと、登録キーは自動的に確認されます。必要なのは、あなたのアプリケーションに数行のコードを足すだけです。これで商品として準備が整います。

4. 顧客を管理する

PocketPurchaseを通して販売される場合、またPocketPurchaseは登録コードを生成する場合にかかわらず、PocketPurchaseはあなたのアプリケーションを購入された全ての顧客リストを保管します。PocketPurchase.comのデベロッパーエリアを完成させますので、ログインすることによって、あなたの全ての顧客が見えるようになり、返済が行え、メイリングリストをダウンロードすることができ、他にもいろいろとオプションが用意されています。また、クーポンやアップグレードの通知を直接ハンドヘルドへ送ることができます。

PocketPurchaseはどういう仕組み？

ほとんどのハンドヘルドのソフトウエアは、「トライアルウエア」か「シェアウエア」として販売されています。ここでの問題は、トライアル期間が終了した時に、ユーザーはかなりの確立で購入できる場所にはいないということです。PocketPurchaseはこの問題を解決するために、プラグインを提供し、ユーザーがハンドヘルド上で直接購入でき、トライアルコードを解除できるようにしました。

基本的な流れ：

1. アプリケーションが動作し、ユーザーが購入を決断する。ユーザーは"This application expired. Buy now?"か他のページの"Buy"ボタンを押す。PocketPurchaseの機能を使うと、これは全て行われる。
2. アプリケーションはPocketPurchaseプラグインの'Register'関するを呼ぶ。
3. プラグインが画面表示を引き継ぎ、全ての必要な情報を受け取り、購入プロセスを終らせる。以前に購入したことがあるユーザーは、住所を確認しサインするのみ。初めての購入の場合は、クレジットカードの情報の入力が必要になる。クレジットカードのデータは1024-bit RSAで暗号化される。
4. 一旦ユーザーの入力が終ると、プラグインはアプリケーションに対し、購入が保留中であることを伝える。購入が保留中の場合、アプリケーションは７日間ロックが解除された状態を継続する。
5. ユーザーがHotSyncを行うと、購入に関する情報がPocketPurchaseサーバーに送られ、クレジットカードの処理が行われ、登録コードが生成される。コードがハンドヘルドに送り返され、自動的にインストールされる。
6. 次回アプリケーションが実行されると、プラグインが登録コードを提供し、ユーザーが手で入力するのと同様に、アプリケーションは自動的に認証する。

クーポンとアップグレード通知

デバイス上の購入や自動登録プロセスに加え、PocketPurchaseを使ってクーポンやアップグレード通知の作成が行えます。これらは自動的にユーザーのデバイスへダウンロードされ、次回アプリケーションが起動した時に表示されます。

クーポンはトライアルユーザーに送られ、時間やデバイス制限を付けることができます。例えば、"holiday special"を作って、11月1日から12月25日まで$5引きのようにできます。

アップグレード通知は、登録ユーザーへ送られます。同じ製品用でも、また別の製品用でも構いません。例えば、既存ユーザーに"Pro"バージョンを$10で提供したり、また、全く別の製品を$5引きで提供したりなどです。これらは次回アプリケーションが起動された時に表示され、２つめの製品のダウンロードとインストールを提供します。

割引が有効な間にユーザーが購入する場合、それらは自動的に正規の価格から引かれます。

コスト

ハンドヘルド上で販売が行われない限り、。PocketPurchaseのサービスを使うのにコストは掛かりません。今までのリサーチを見ると、ほとんどが尻上がりの販売です。クレジットカードは、Visa、MasterCard、American Express、Diners Club、Discover、JCBを扱っています。料金は12.5％に30セントのお取引き料を加えた合計です。

PalmGearやHandhangoなどの他のストアからの購入に、PocketPurchaseから登録キーを送って欲しい場合、１登録コード発行につき、50セント掛かります。これはキーの発行だけでなく、データベースへの追加と、なんらかの原因でキーを損失した場合の再発行も含んでいます。

収入の割り当て

収入を割り当てる４つの方法を提供しています：

• 代理店シェア - 代理店はあなたのアプリケーションの販路です。デバイスメーカーのウェブサイト、ボーナスCD（Sony、Palm）、オンラインストア（PDASSI、PalmGear、andango）ダウンロードサイト（Eurocool、download.com、tucows.com）、雑誌や書籍に付属のCD、エアポートのビーミングストア、小売店のシェアウエアCD等です。代理店経由でアプリケーションが購入された場合、代理店は収入の一部を受ける権利があるかもしれません。この場合、アプリケーションのメインPRCファイルにリソースを張り付け、代理店を指定する必要があります。これを行うコマンドライン ツールがあります。または、PocketPurchaseのインストーラビルダーを使って完全に自動的に行えます。
• 加入者シェア - 加入者は、アプリケーション毎にカスタム加入者リストを作成することを除いて、代理店と似ています。アプリケーションが購入された場合、あなたが指定する金額が加入者に割り当てられます。これも加入者リソースをメインPRCファイルに張り付ける必要があります。代理店シェア同様、自動化されています。
• ツール シェア - 代理店シェアの様に、Macintoshインストーラのような特別のツールを使って、最初に料金を払うのではなく、セール毎に支払う契約をする場合です。加入者や代理店シェアのように、リソースによって指定します。
• パートナー シェア - 他の３つとは異なり、リソースに関係なく、全てのセールに発生します。パートナー シェアはライセンスを持った製品にロイヤリティーを支払う場合や、共同開発者と収入を分ける場合に便利です。

これら全ての割り当てメカニズムは、割合いや固定額によって指定します。割合いの場合、合計は各ステージで再計算されます。最初に、PocketPurchase、クレジットカード、代理店料金が基本価格から引かれます。加入者シェアは残りの額が基になり、さらにその残りからツール シェアが計算され、最後にパートナーとあなたが、残りの額から支払いを受けます。

これは最悪ケースの例です。では製品が$20でPDASuperStoreを通して販売されたとします。ユーザーがVisaを使ったとして、PDASuperStoreが10%を請求したとします：

$20 * 10% = $2 - PocketPurchase
$20 * 10% = $2 - PDASuperStore
$20 * 2.37% + $.25 = $.72 - Visa
$15.28 残り

さらに加入者を指定して（代理店と加入者の両方を持つのはあまり考えられませんが、この例ではこのようにします）、加入者が10%を受けるとします：

$15.28 * 10% = $1.53 - 加入者
$13.75 残り

これがMacintoshバージョンとして、セール毎の支払いをする取り決めを作った場合、一般的には固定額（$.50、$1）ですが、ここでは10%にします：

$13.75 * 10% = $1.38 - ツールのベンダー
$12.37 残り

最後に、これはライセンスをもった製品と仮定して、20%を支払うとします：

$12.37 * 20% = $2.47 - Your licensor
$9.90 - Developer

ここまでの支払いが削られるのは望みませんが、この例で、各シェアがどのように行われるか理解できたとおもいます。

始めましょう

アップデートや新製品を簡単に知らせるために、Portable Application Description (PAD) を使います。このファイルはXMLドキュメントで、Association of Shareware Professionalsによって指定されています。PADファイルに関する詳細はこちらです。PADファイルに製品や会社の説明の更新内容を書込み、あなたのサイトにPADファイルを載せるか、様々なシェアウエアのオンラインサイトにアップロードします。望みとしては、大きなオンラインストアがPADファイルを採用し始めることを期待しています。

ASP PADGen ツール用に特別なPocketPurchaseタブを持っています。PocketPurchaseタブは、ベンダー番号や購入時にユーザーに送られるメールメッセージなどの情報を指定できるようにしています。PocketPurchaseタブと一緒にPADGenパッケージを入手するには、PocketPurchase Install Builderをダウンロードしインストールして下さい。

PocketPurchase Install Builderは、Palm OS アプリケーションとコンジットをインストールし易くするため、PADGen、NullSoft Install System (NSIS)、PocketPurchase and Installer tabs for PADGen、および NSISプラグインを含んでいます。これらは全て無料で使用できます。またNSISプラグインは、必要なPocketPurchaseコンポーネントが全て正しくインストールされているかを確認してくれます。

インストールが済むと、PADGenを使ってあなたのアプリケーションに関する情報を入力できます。NSISを使ってインストーラを作成したい場合は、Installerタブを入力して下さい。このインストールシステムを使うと、各代理店毎に簡単にインストーラが作成できます。

PADファイル用に情報を入力した後、pad_file.xmlをエキスポートして下さい。PocketPurchaseデベロッパーサイトは、現在まだ未完成ですので、ファイルをdeveloper© pocketpurchase.comへお送り下さい。あなたの会社と製品の情報を作成／更新します。会社名と製品名、製品価格の認証コピー、規約等を含んだリソースファイルを送り返します。もし、a.r、.rcp、または.prcファイルのが都合がいい場合はご連絡下さい。

一旦、リソースファイルを受け取ったら、メインプログラムに加えて下さい。ここでアプリケーションに変更を加える必要があります。PocketPurchase SDKをダウンロードし、インプリメンテーション ガイドに従って下さい。

登録コード生成

ユーザーがアプリケーションを購入した時、PocketPurchaseは自動的に登録コードを生成します。実際には次のようなメカニズムが含まれています：

1. Static - これは適当なテキスト文字列
2. Hash - HotSyncユーザー名が購入者を基にした32ビットの番号。ハッシュ アルゴリズムを提供しても結構です。自在だが解読できない文字列のハッシュ アルゴリズムを暗号化する一般的な方法を持っています。PocketPurchaseのウェブ上のGUIツールを使って、アルゴリズム文字列を作れるようにします。それができるまでは、文字列作成には私たちがお手伝いいたします。
3. Pool - これは最も問題が起こり易く、コードが足りなくなった時、セールが失敗することがありますので、あまり推薦できません。最低5000コードを提供して下さい。2500以下になった場合か、30日のサプライの大きい方をとって通知いたします。

これらの方法に加えて、あなたの登録キーをデジタル的に認証することができます。もっとも有効的な組み合わせは、Staticコードにデジタル認証です。デジタル認証は、あなたのProductID、ユーザーのHotSyncユーザー名と登録コードを含みます。デジタル認証はキー生成に比べ、強力なプロテクションを提供し、staticキーはあなたのアプリケーションが一般的なクラックの犠牲にならないことを保証します。PocketPurchaseトライアルメカニズムをを使う場合、デジタル認証は自動的に確認されます。

また、別に正規バージョンのアプリケーションを用意することもできます。この場合、ユーザーが購入した後、正規バージョンがユーザーに送られます。この場合でも、正規バージョンがインターネットにばらまかれないよう、正規バージョンにも登録コードを確認する機能を付けることをお薦めします。